閑古鳥

オールドプログラマの日記。プログラミングとか病気(透析)の話とか。

Visual C++ 2005 にソースを追加してみた

空っぽのプロジェクトを作成して、開発中のソース (.cpp と .h/.hpp) をまとめて追加してみました。 C++ Builder の独自拡張機能 (__property とか) 使いまくりであるし、そもそも VCL を使用しているのでもちろんビルドは不可能ですが、 Call Browser などはちゃんと動きました。

Doxygen の Call Graph は「その関数がどの関数を呼んでるか」はわかっても、「自分を呼んでいるのは誰か」というのはわからないようなので、代わりになるかとちょっと試してみたのですがこれはなかなか良いかもしれません。ソースを読むためだけに使うのもいいんではないかと思えます。ちょっと贅沢な気もしますが、まあ、無料ですし。

ちなみに動作速度ですが、 200 ファイル以上あるとさすがに多少の時間はかかってしまうようですが、まあ許容範囲内かなと思えます。関数の使用頻度にもよるようで、あまり使われない関数は一瞬で解析が終わるようです。また同名関数がある時やテンプレートを使用しているとたまに誤爆 (違う関数の呼び出しを拾ってしまう) するみたいですが、まあ、見れば分かるのでいいかな。

これを上司が通りかかった時に前面に表示しておいて、 VC++ の良さをアピールして「よし明日から VC だ!」みたいな流れに……なったら自分が死ぬのでやめておこう。いずれは移行するのでしょうが、でもその時は C# だろうしなー。やっぱり遊ぶなら家でやるしかないか。